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【 子育てを振り返る ① 】我が子のために



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大変申し訳ございませんが 読みづらい場合は PC表示にしてください。

目次

自分の子育てを見直す

今回は 子育てにおいて、知らず知らずのうちになっているかもしれない悪循環になっている子育ての話をしていきます。

実際 うちにカウンセリング来られる方は、子どもの頃の経験がもとで悩みを抱えているケースがよくあります。
なので、今回は 子育て中の お母さん お父さん に 向けて話をしていきます。


自分の子どもに問題やトラブルが起きた際 あなたはどのような対応や対処をしているのか このブログを読みながら確認して、これからの子育てに活かしてもらいたいと思っています。

他に、これから写すテキストのように 子育てを見直すためにノートに書き出したりする際の見本にもして頂けると幸いです。


では 始めていきます。

画像を参考にしていきましょう

上の画像を見ながら話します。
途中にも同じ画像を貼っておくので 確認しながら読んでください。


自分は 親(養育者、親代わり的な人も含みます。)
そして、大切に想っている 子ども が居ます。

子どもに問題やトラブルが起こります。

まず下に行くよ。

親であるあなたは、子どものことを
「助けてあげたい」
「問題やトラブルを解決してあげたい」
「問題やトラブルを取り除いてあげたい」
と思うことだろう。


右にいって、ここでひとつ確認。

その想いや親が問題を解決すること自体
「子どもが望んでいることかな?」
「子どもから頼まれたことなのかな?」
自分に問い掛けてみてください。


そして、助けてあげたい、
問題やトラブルを解決してあげたいと
「なぜそう思うかな?」


それは、
「心から大切に想っているから」
「愛しているから」
「慈愛の心」ってものがあるからこそだよね。
それは大事な想いの「感情」です。


もうひとつとして
「親として」ってことがあると思います。

その「親として」には、「義務や責任」がある。

義務とは、しなければならない当然のこと。
責任とは、自分に任されたことを最後までやり遂げること。

たとえば、
子どものこと 子育てのことに対して
「こうすることは当然」とか、
「親として責任があるとかない」とか、
「子どもに問題やトラブルが起きて困っているのに手助けしないのはどうなの?」とかね。


これって「倫理観」であって、
人としての道理や道徳心、
見方や考え方 捉え方。

簡単にいうと、
「世間一般」とか 「普通は」とか 「当たり前」なんかの ベースになっていたりする感覚ね。
言うなれば「理性」です。

この倫理観 =(イコール)「 正解」とか「正しいこと」 としていて、
ズレていると「不正解」で「正しくないこと」
つまり、
ズレているとダメで 「人として」「親として」失格。
ましてや
できない子どもは 「親のせい」などのラベルを自ら貼ったり、他人からの否定や批判から貼られたり。

もしかしたら、
意識的にではなく無意識的にそう考えているかもしれない。

正しいことをしていれば 誰からも責められることはないだろうし 否定や批判をされない。

否定や批判は誰からもされたくはないだろうから、少なからずプレッシャーを感じている日常があったりする。

そして、
親が手を出して子どものやるべきことや問題を解決したりしている場合がある。


自分はどうなのか一度見返してほしいです。

大切に想っている「感情」と 倫理観の「理性」

子どものことを大切に想っている『感情』と 倫理観の『理性』
感情と理性の話をしていきます。


「感情」と「理性」は、
子育てに限らず あらゆる場面で 常に感情と理性はぶつかり合うもので 矛盾が生じてしまうもの。
「こうしたいけど、できない」
「こうしようかな、でもやめようかな」と アクセルとブレーキを交互に踏んでるような状態だったり 天使と悪魔のようにぶつかり合います。

ぶつかり合うことで刺激や摩擦が起きます。
その刺激や摩擦のことを「ストレッサー」と言うんです。

「ストレッサー」こそ
「ストレスの原因」だったりするものです。


「感情」と「理性」の『バランス』が問題であって、これって自分の問題。

子育てにおいて 子どもに対しての対応がその時その時ブレがあり、そのブレが大きいほど一貫性が欠けてしまい、それに吊られるように子どもの発言や行動にもブレが生じてしまうことがある。

子どもの問題ではなくて 親自身の問題ってことが多々あるから 一度自分の発言や行動の見直しをして、これから「どうしていけばいいのか」「どうしたいのか」を考えて、『やるべきこと』『取り組むべきこと』を見つけ 行動に移してもらいたいです。

日常的にしている「子育て」の危険性

下にいきます。

日常的に 親が手を出して 子どものやるべきことをやっていたり、問題やトラブルを解決していたとしたら。。。

次に言うこれは重要ポイントなんだけど、

『子どものやるべきこと、取り組むべきこと、 子どもの課題や問題を助けるほど 解決すればするほど 子どもの問題は少なくならずに多く起きる。』


この理由を言う前に 「なぜ 親が子どものやるべきことや問題に手だしをしてしまうのか」は、『子どものやるべきこと、課題、問題なのか』『自分のやるべきこと、課題、問題なのか』の線引きが曖昧なことがあります。


はじめの上の方に戻るけど、

子どもに起きた問題は『本来 誰の問題?』

『子ども本人』だよね。


親が子どもの問題やトラブルに介入して解決したように見えても、問題を抱えている当人 つまり子どもは解決してないかもしれない。

本当の解決は子どもでしか、子どもの中でしか解決できないものだから。


さっきのポイント

『子どものやるべきこと、課題、問題を助けるほど 解決すればするほど問題が多く起きる』この理由になるんだけど、
自分のことではない 子どものことなのに、「しょうがない、仕方ない』など『子どものため』という大義名分を掲げ、子ども自身がやるべきこと、課題、問題を子どもから『取り上げるように奪っているから』子どもの問題やトラブルが多く起きるんです。


なぜならこれって、
『子ども自身の考える能力』
『問題を乗り越える能力』
『問題を切り拓く能力』などを奪っているから。

つまり、『子どもがその時にしかできない経験を親が奪っている』ってこと。


子どもが傷つかないように、ケガをしないように、困らないように、失敗しないようにってしている行為は 大切な想い「愛」だけど、『愛を与えているようで 実はいろんなものを子どもから奪っている』かもしれません。

たとえ、子どもの行動の結果が失敗だとして、多少傷つこうが、ケガをしようが、『その経験から得るもの、学ぶべきこと』を親が奪うことで経験できないんです。

そんなことが日常的にあったとしたら、
子どもが自分で考え1人で問題を解決したり 乗り越えることが難しくなります。
最悪、解決できなくなります。


「親が子どもの経験を奪えばうばうほど」子どもは経験不足で成功体験も少ないので 自己肯定感が低く自信が持てなくなります。

人は 経験をすればするほど 自己肯定感や自信を持ち 成長するものです。

親が経験を奪っていると『経験不足』だから、失敗に対して過度な不安や恐怖 プレッシャーを感じます。

そうなっていると、
子どもは何をするにも「できない」と口にし言うようになり、自身の可能性否定をし 本当はできないのではなく、自分を守る「やらない」を選択するようになります。

つまり、次の行動 チャレンジしなかったり、チャレンジできなくなるんです。


次の行動、チャレンジしないということは、問題を抱え悩んでいる状態がそのまま続くってこと。


それでいいと思いますか?
それが本当に 子どものため なんだと思いますか? 


今 言ってきたような そんな状態だとしたら、
子ども自身 困るだろうし悩むことだろう。。。

そして、
そんな 我が子を見て 親自身も困るだろうし悩むことだろう。。。


そして、
親は見ていられず また子どものやるべきこと、課題、問題に手を出す。。。


これが 悪循環の負のループに陥る 最悪なパターンです。

日常的に 自分のしている子育てが こんな風になっていないか確認してほしいです。


これは 最悪なケースだけど、こんなで 子どもが成長し大人となった時、自分の考えやルールを築いていて、精神的に親離れをしていて 自分の足で立って居られるしっかり自立している大人になると思いますか?


一度 考えてみてください。

最後に

今回はここまでにします。

今回のおさらいとして 覚えていてほしいことは

『子どものやるべきこと、課題、問題を助けるほど、解決すればするほど問題が多く起きる』ってこと。


それと、
親自身が日常的に子どものやるべきこと、課題、問題に対して 子どものことなのか、親である自分のことなのか きちんと線引き出来てるのか 今一度 自分のしている子育てを見返してみてください。



次回は より深く親である自分自身のことや理想とする子育て、心持ちなどについて話していこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


これからより良い子育てが出来 皆が笑顔になれることを祈っています😌




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