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言葉が与える脳のメカニズム 




目次

言葉の影響で身体の反応が起きる

脳は直接、否定形の言葉を認識できない。

知ってる人は知っているかな?
ピンク色の象のおはなし。

まず、目をつむって。
「ピンク色の象」を思い浮かべないでください!
絶対に思い浮かべないでください!
ぜ~~ったい思い浮かべたらダメですよ!
絶対に絶対!ぜ~~ったい思い浮かべたら
ダメですよ!

思い浮かべました?
文字だと思い浮かべられないかもしれません💦
声として言われると結構
思い浮かべてしまうんだけど😅

これで言うと、
「思い浮かべてはダメ」という
「思い浮かべる」の否定形になり
脳の仕組み的に、「思い浮かべる」に
ばってん(✖)をつける。
直接、否定形を認識していないんだ。

他でいうと、
「それに触ったらダメ」と言うと
「それ」に焦点があたり、
「触る」に脳が反応し、触ってしまう。

小さい子どもがアイロンや鍋に
興味を惹かれて触ろうとしている時に
「○○は危ないから触らないで」と
言ったら…
チンチンになってる熱いものだったら
大火傷になってしまうかもしれない…
そんな時は、やるべき行動を言うこと。
「離れろ!」とか端的な指示をするべき。

他にも、
「こぼさないで」だったら「しっかり持って」
「急がないで」だったら「ゆっくり」
「走らないで」だったら「歩いて」「止まれ」
「散らかさない」だったら「片付けよう」

こうやって脳にわかりやすい肯定的な
やるべき言葉を言うといいよ。

人は禁止されるほど好奇心がくすぐられて
やりたくなってしまうモノ。
アミューズメントパークなんかに
「絶対に覗いてはいけません」とか
「絶対に触ってはいけません」など
わざと書いてあって興味惹かせるように
してあるモノあったりするよね。
興味惹かれて、覗いたり触ったりしちゃうかも。
俺は覗くし触っちゃいます💦
これは安全とわかっているからいいけど、
子どもは特に判断能力の未発達な部分が
多いから、本能に赴くままに行動してしまう
から気をつけてください。
否定形は使わず、やるべきことを端的に
言いましょう。

これが、否定形を使う「否定命令」ってやつ。

ここからが本題。

君は「肩のちからを抜かなきゃ」とか
「緊張しないように」とか否定命令使って
ないかな?
そうだとしたら、脳はイメージしたものを
実現しようとするのだから、
力を抜くことも、緊張から抜け出すことも
到底できずに身体が連動してしまう。

だったらどうするんだっけ?
肯定的なやるべきことを考えればいいんだよね。

この場合は「リラックス リラックス」って
考えればいいんだよね。

まずは、リラックスして「こころの余裕」を
持ってないと、上手くいくモノも
上手くいかなくなるんだよ😌

投げかける言葉で印象が変わる

「○○がいい」「○○でいい」
たとえば、恋人やパートナーに
「君がいい」と言われるのと
「君でいい」と言われるのは
どちらの方が気持ちが上がりますか?
たった1文字違うだけなんだけどね。

外食することになって何を食べようか
話をしているときに、
「ラーメンがいい」と言うのと
「ラーメンでいい」と言うのとでは
やっぱり印象が変わるよね。

誰かにご飯を奢ろうとしているときに
「焼肉がいい」と「焼肉でいい」とでは
雲泥の差💦

たった1文字で望んでいることなのか
なげやりなのか印象が変わってしまうもの。
言葉の受け取り側の感情が変わり
気持ちが上がることもあれば
苛立ちに変わりトラブルの原因になりかねない。

他には
予定が立て込んでいて
「来週にならないと予定できません」と
「来週になれば予定できます」とでは
今週は予定出来ないということは同じだけど
否定的な言葉を使わない方が印象が良くなる。


心理学でよく使われるたとえでは
「コップの中の水」で表現されています。

上の画像のコップの水を見てどう思いますか?

「コップの水がもう半分しかない」
「コップの水はまだ半分もある」

これは「半分しかない」と捉える人は
ネガティブ思考。
「半分もある」と捉える人は
ポジティブ思考。
コップの水の量は変わらないのだから
どう捉えるかで変わる。
とされているものです。

ポジティブ・ネガティブの考え方を
話したい訳ではありません😅
見ただけでも頭の中で言語化し
印象づけているってことを言いたいだけ。

言葉の力で印象が変わり
ポジティブ・ネガティブになる反応が
あるってことです。

せっかくなので一旦、
このコップの水の話をします。
結論からいうと
どちらに捉えてもメリットデメリットが
あります。

水を時間として考えます。

ポジティブとされる「まだ半分もある」は
「まだ時間がある」になり、
メリットとして、心に余裕ができます。
デメリットとしたら、時間にも心にも余裕が
あるため積極的行動に移さない場合がある。

ネガティブとされる「もう半分しかない」は
「もう時間がこれしかない」となり、
メリットとして、未来を予測し、積極的行動に
移せることになる。
デメリットとしたら、慌てることで失敗の
可能性があがる。予測した結果に伴わない
ことも起きるかもしれない。

ということが考えられ、どちらにせよ
自分を客観視してやるべきことを
その時その時に冷静な判断をして行動に
移すことが必要ってことになるんじゃ
ないのかな😌

話を戻しま~す。
さっき使った「緊張」で話すね。
大勢の人前で話をしなきゃいけない
場面で考えていきます。

「緊張しないように!緊張しないように!」
考えているとき、どんなことを
思い浮かべるかな?

否定命令で脳は「緊張」を意識して
緊張している姿を想像してしまうだろう。
つまり、イメージしてるってことになる。

脳はイメージしたものを実現するような
仕組みを持っているから、
脳はそれに見合った反応を身体に起こす。

たとえば、額や手に汗をかいたり、
足をガクガクさせたり、心臓をドキドキ
させたりする。
君が思って考えたことを、脳が実現させてる
ってこと。
現実は願ってないだろうけど
脳は願いを叶えているんだよ😅

否定命令での脳の反応は厄介なもんだ💦
だから、肯定的なやるべきことを考えないと
逆の望みのようなものが叶ってしまうよ😅

応用して成功体験をたくさんしよう

これらのことをよく応用しているのは
アスリート。

イメージトレーニングってやつさ。

やるべきことに焦点を当て
成功イメージを印象づけてるでしょ。

脳はイメージを実現させようと
身体を反応させる。

だから、高いパフォーマンスを発揮できる。
理にかなったトレーニングなんだ。

以前のブログ「意識(理性)と無意識(本能)
 無意識の特徴を知る」の潜在意識の特徴を
読み返してもらえばわかるけど、
イメージすることには副産物が多くあるんよ。

自分の中での見えているもの、聞こえているもの
感じているものには、言葉が乗っかる。
その言葉を間違えないようにすることが大切。

自己対話はそれだけ重要ってこと😊

アスリートのような成功イメージすることで
願いは脳が後押ししてくれるお話でした😁

縁を大切に😌「こころのくつろぎ場 カウンセリングルームつきのあかり」

まだ街に電気の灯りがなかった頃、人々を導くのは月の役目でした。迷子の人の心を優しく包み込み、道しるべとなる月灯り。同じように、私もあなたにとっての道しるべのような存在になって、本来の自分を見つける手助けをしたいと思っています。
また、夜空に浮かぶ月は常に満月ではなく、見る時によって三日月や半月などさまざまな形に姿を変えます。ですが本当に欠けてしまっているわけではなく、ただ太陽の光の当たり具合で違う形に見えているに過ぎないのです。けして、あなたに何かが欠けているわけではありません。
悩みを解決するための対話の中で、月の持つイメージである「成長」「再生」「希望」を感じてください。

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