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「あぁ~もう!自分の思い通りに動いてくれない!!」一体感と離別感を知ろう😊




目次

一体感と離別感を知る

まず、一体感とはなにか話していきます。

一体感とは
「相手は自分と同じ感覚や感情、考え方、
思考を持っていて当たり前」
「自分の思い通りになるのは当たり前」
などと自分自身で考えている感覚のことを
いいます。

もう少しわかりやすくするために
「母子一体感」で話していきますね😊

「母子一体感」は、幼少期の子どもが
親(特に子育ての中心であるママさん)に
抱くことです。
「ママと自分は別の人間なんだ」という認識が
できていないが故の心理。

「自分の望んでいること(欲求)を全て満たして
くれるのは当たり前」
「自分の気持ちをわかってくれるのは当たり前」
「自分の期待に応えてくれるのは当たり前」
と考えている感覚です。

ママには、他の家事や仕事もあったりで
子どもの甘えに全て応えることはできません😅

子どもはそれを経験し学んで成長することで
「常に自分の思い通りにいかない」
ということを受け入れ、
「離別感」を形成していきます。

「母子一体感」は、幼少期の子どもの持つ感覚
であり、健全で問題のない「甘え」「依存」です。

しかし、
「甘えさせ過ぎ」などの「過ぎたること」は
「過ぎたる甘え」「強依存」になりかねなく
良いことはありませんし、
「甘えさせない」のは子どもの愛情不足に直結し
成長するにつれてより問題化してきます。

幼少期の子どもの心はより繊細であり
インナーチャイルドとなり固定化され
大人になっても持ち続け
感情を満たしたいが故に
「過ぎたる甘え」「過ぎたる依存」を
子どもやパートナー、親、友人、仕事の同僚に
抱いていたとしたら問題になります。

たとえば、ママが一体感を強く持っていると
「あなたのために」という大義名分を掲げ
自分が安心したいということを気づかずに
自分の思い通りにコントロールしようとします。
過保護、過干渉もこのようなことです。

このような環境で育つ子どもは
親の顔色を常に伺い、自分の意思や考え方に
自信を持ちづらくなかなか決断を下せず
行動に移すことが苦手になる傾向性が
高くなります。
つまり、大人になっても自分の意思より
周りを気にしすぎて「生きづらい」
他人軸の人生になりかねません。


話を戻し「離別感」を話していきます。
「離別感」とは
「相手には相手の思考や価値観があり
自分の思い通りにはいかない」

つまり
「私は私。相手は相手。」

相手には相手の課題があり
私の課題ではないし
相手には相手の人生のストーリーがあり
自分には自分の人生のストーリーがある。
ということ。

これをまず理解してほしい😌

一体感には「距離感」が関係している。

一体感には、精神的距離と物理的距離が
近ければ近いほど強くなる感覚です。

家族(子ども、パートナー、親)ほど
近い存在に対し
「自分のことをわかってくれている」
あるいは「わかってほしい」
「自分のことを認めてくれている」
あるいは「認めてほしい」
「自分のことを受け入れてくれている」
あるいは「受け入れてほしい」 など

「理解」「受容」「承認」「尊重」など
近い存在だからこそ見えづらく
一体感を強くしてしまうもんです。

たとえば、「家」で話すと
家の土地に境界線があります。
自分の土地、他人の土地と区別している
境界線です。

自分の家の土地に、むやみに他人が
入ってきたらどうでしょう?

自分の家の中の問題(課題)に
他人が勝手に土足でその家の考えや価値観を
押し付け、踏みにじってきたらどうでしょう?

決して心地良いもんではないことだよね。

君は隣り近所の他人の家の問題(課題)に
呼ばれもしてないのに、足を踏み入れ
君の考えや価値観を押し付けますか?

家族とは違い、隣り近所の人との距離感が
違うので冷静に考え行動に移すことが
出来ると思います。

それでは「家」を「人」にして
考えてみてください。

人には触れられていいもの、
触れられたくないものなどがあって
自分の考えや価値観を否定や批判を
されたくない節を持っています。

自分の守りたい土地(スペース)を
持っているのです。
荒らされたくない安全領域です。

ここまでわかりましたか?

これを「国」で例えていきます。
自国の思想や文化の違いがあるよね。

自国の主張を正解だとし、
他国の思想や文化を理解しようとせず
押し付けようとしたら何が起きますか?

答えは簡単。争いごと、戦争です。

これを個人レベルで考えてみましょう。


考えましたか?
その君の導き出した答えは
より良い人間関係を結べるでしょうか?

いくら近い存在の家族であれ
ひとりひとりの人間なのです。

ひとりひとりの思想や文化といった
考え方や価値観はオリジナルです。

子ども、パートナー、親といっても
「個」と捉え、
「理解」「承認」「受容」「尊重」
していくことが「平和」なのでは
ないでしょうか😌

近ければ近い存在の人ほど
「距離感」を意識し
コミュニケーションをとることが
より良い関係性を生み出すことでしょう。


より良いコミュニケーションをとる方法

1, 自分の境界線をしき
「私は私。相手は相手。」とする。

相手の問題(課題)は相手のもの。
相手が解決すべき問題(課題)を
自分の問題(課題)としないこと。

問題(課題)は、相手にとって
学ぶべきことが多くあるチャンス。
たとえ失敗になろうと結果ではなく
プロセスに捉えることで成長します。
人生何度も失敗し挫折を味わうほど
未来に同じようなことが起きたとしても
乗り越えられる心が持てることがあります。

相手はきっとその問題(課題)を
乗り越え成長すると信じ見守りましょう。

もちろんのこと、相手に精神的サポートが
必要だと感じたら、
相手がどうしてもらいたいかをしっかりと
聴き寄り添うこと。

2, 自分の考え、価値観で決めつけないこと。

白黒主義といった正解不正解だけで判断しない。
規範という自身の「こうすべき」に
当てはめないこと。
自分と比較し否定や批判をしないこと。
期待という完成形のイメージを持たないこと。
むやみに怒らないこと。

伝えることは「I(私)メッセージ」
自身の感じている感情を伝えるようにする。

つまり、相手を
「理解」「承認」「受容」「尊重」
すること。

3、自分自身を大切に扱うこと。

自分を厳しくしていると自分と比較し
相手にも厳しくなります。
自分のことを好きになれとは違います。
好きでも嫌いでもどっちでもないくらいで
十分です。
自分自身を思いやり、寛容的になることで
相手にも寛容的になれて
目尻にしわが寄る満面の笑みになれてきます。

「笑顔」は最強のコミュニケーションツール
より良い人間関係が築いていくことが
できていきますよ😁


この3つの中で1番重要なのは
「3」です。
まずは、自分から変わっていきましょう😄


わかって理解したけど上手くできない場合は
ご相談くださいね😌

縁を大切に😌 「こころのくつろぎ場 カウンセリングルームつきのあかり」

まだ街に電気の灯りがなかった頃、人々を導くのは月の役目でした。迷子の人の心を優しく包み込み、道しるべとなる月灯り。同じように、私もあなたにとっての道しるべのような存在になって、本来の自分を見つける手助けをしたいと思っています。
また、夜空に浮かぶ月は常に満月ではなく、見る時によって三日月や半月などさまざまな形に姿を変えます。ですが本当に欠けてしまっているわけではなく、ただ太陽の光の当たり具合で違う形に見えているに過ぎないのです。けして、あなたに何かが欠けているわけではありません。
悩みを解決するための対話の中で、月の持つイメージである「成長」「再生」「希望」を感じてください。

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