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「甘え」「依存」決して悪いことではない~コフート心理学~




目次

過ぎたるものではない「甘え」「依存」は必要要素。

始めに私のベースになっている心理学
コフート心理学についてお話します😊

ハインツコフートは「自己心理学」という
精神分析学を提唱しています。

簡単にいうとこの人は、それまでの心理学の
「自立すること。自分自身強くなろう」
とは違い、
「人間はそんなに強くもなく、立派でもない。」
と主張した心理学です。

精神的自立を手に入れたとしても、孤独を感じて
いたりしたら、心は安らぎづらいことでしょう。
誰にも頼らず生きていくことも生きづらい
ことでしょう。
いつも精神的自立を完璧にはできません。
人に甘えたり、頼ることで
生きやすくなるものではないでしょうか😌

なんだかんだいっても、
自分がかわいい存在であるという「自己愛」は
持っていると思います。
自分がかわいいからこそ、自分を守る「自己防衛」
をするものです。

この「自己愛」に素直になり 認めて、同じように
他人の自己愛を認めてあげて
そして、「甘える」「頼る」という「依存」を
上手くできることを人間の成長とみなすべきこと
だとする心理学なのです。

私のいう「依存」も悪い意味ではありません。
世の中的に「依存」って聞くと
薬物やギャンブル、スマホ依存という
悪いイメージでまかり通ってますよね😅

私のいう「依存」はコフートと同じで
相手に対する「信頼」の証。
人を信じ頼ることで、ひとりではなく
お互いに成長するものだと考えているものです。

たとえば、子どもと親の関係でみると
子どもは甘えてきます。
自分で出来ないことを親に頼るという行動。
子ども自身に能力が足りずに
親が手助けすることは
いけないことでしょうか?

子どもに能力があるのに過ぎたる甘えで
親が手助けをするのとは違いますよね。

まぁケースバイケースで甘えを
認めてあげてもいいと私は思います。
甘え過ぎばかり、甘えさせ過ぎは
いけないということです。

一切の甘えを認めなかったら
子どもは親との距離を感じ
円滑なコミュニケーションは
取れなくなります。

先に述べた「信頼」
信じて頼ることは人間関係すべてで
必要なのです。

人は決して1人では生きていけません。

大人である君は
パートナーや友人、仕事の同僚にも
信じて頼る「信頼」は
必要だと考えないでしょうか?

頼り頼られるからこそ
問題が少ない人間関係が築いていけるもの
だと私は考えています😌

つまり、より良い人間関係こそ
君の人生のストーリーを豊かに
そして、円滑に生きやすく歩むことができ
「自分にそして他人にも優しくなれる」
君になってほしいと思っています😊

人は1人では生きていけない

人は孤独を感じれば感じるほど、
心がダウンしやすく
不安定な状態になることでしょう。

自分が自分であるために
相手にわかってもらいたい、
認めてもらいたい、
受け入れてもらいたいなどの
欲求があります。

相手の存在があるからこそ
自分を保つことができるんです。

つまり、人は生きている限り
「甘え」「頼る」という「依存」する
相手が居るからこそ
「心は安定する」のです。

もう少し簡単にいうと
頼り頼られる「信頼できる」
相手が居ることで
心は安定するということ😌

※注意
これらの欲求を自分の中で否定
していたら、まず自分コントロールは
できません。
自分のことを自分で認め受け入れる
「自己承認」「自己受容」は
大切です。
「自己否定」にいいことはありません😌


上手く質のいい依存するには。頼り頼られる存在になるには。

まだ「依存」という言葉に違和感が
あるかもしれませんね😅

頼り頼られる「信頼」と
言葉を変えて話していきます😌

まず相手に信頼の元である「信じる」

信じてもらうには、
どうしたらいいと君は考えますか?

経験などの実績ですか?
自分を大きく見せることですか?

もしそう考えていたら私は違うと
思います。

私の答えは
「自分から相手を信じること」です😌

「甘え」で言うなら
「自ら甘え上手になること」です。

ん?甘え上手になれって💦
なんかこっぱずかしいかもしれませんね💦
もしかして、甘えて断られたらとか
頼ったら迷惑なんじゃないのかなども
考えてしまうかもしれませんね😅

でも、ちょっと考えてみて。

信じるも、甘えるも
自分自身の心の扉をフルオープンに
しないと正しき信じる頼るは
できないと思います。

上っ面の信じる、頼るは
相手に見透かされ兼ねません😅

ここで重要となってくるのが
「自分の目」
本当に信じるべき人なのか
本当に頼ることのできる人なのか
しっかりと見定めることの「目」が
大切になってきます。

雰囲気で決めつけず、見る目を養うことが
重要なのです。

相手を知ることが大切ということ😌

他の角度から見て、
仮に、君が本当に相手から信じられていて
頼りにされたら
「イヤな気持ち」になりますか?

「君だけが頼りなんだ」
「君にだけこんなところ見せられないよ」
なんて言われてイヤな気持ちになりますか?

もちろん本音で言われたとしてね。

大半の人は、頼りにされたり
特別視されて少しでも嬉しくなるのでは
ないでしょうか😊

自分が必要とされることは
嫌なことではないと思います😊

年齢や立場なんかではない
「個」として信じ、コミュニケーションを
とっていくことが
「お互いの信頼」に発展し
より良い人間関係を築きます😌

子どもとの関係、パートナーとの関係、
友人との関係、仕事の人との関係にしても
甘え甘えられ、頼り頼られは必要です😌

そんな人が居たら
自分の中で処理しきれないことを
相談することも出来るからね😊


信じられる人、甘えられる人、
頼ることができる人が居ると
心は強くなれるもんなんです😊

人ひとりは強くありません。
自分を強くさせてくれる人に対して
心の扉を開けて接してください😌

自分から心の壁を無くし
信じていくことで
1人、また1人と信頼できる人は
必ず増えてくることでしょう😊

よくある相談~子どもを甘やかせていいのか~

私の答えは「甘やかせてください」です😊

もちろん、過ぎたる甘やかしは過保護
過干渉になり兼ねないので
線引きをすることは必要ですよ😊

子ども自身できることは自分で は基本です。

ただ、これも一概にはいえないこと。
ワガママのような甘えの裏側には
「愛情」を欲していることもあります。

いわゆる「愛情不足」です。
これまでの環境や状態によって
足りていない愛情を補うために
甘えを認めることも必要になってきます。

この見極めはしっかりと行うことが大事。

しっかりと真正面から子どもを見れば
見極めることは出来ると思います。

愛情不足だと感じたら
特に甘えさせてあげてくださいね😌

幼い子どもは「甘え」といい
大人でいう「頼り」ともとれます。

これにはなにも悪いことは
ないのではないでしょうか😌

子育てには「自立」ということが大切と
されています。

自立を辞書で引くと
自分の力で独立すること。
ひとりだち。
自分以外のものの助けなしで、または
支配を受けずに自分の力でやっていくこと。
とあります。

たしかに大人になるに連れ必要なことだと
思います😌

ただ、人に頼らず自分で切り開くや
乗り越えることより
本心から頼れる人に頼る方が
生きやすくないでしょうか😌

私は「自立」より「自律」の方が
大事と考えています😌

自律とは、
自分を律する心であり、
自分の規範といったルールに従って
自分のことは自分でやっていくことです。

「自律」が出来ないのに
「自立」出来ると思いますか?

「自律」の先に「自立」が
あるものだと思いませんか😌

子どもの中に、自分というものの
ルールが定まらないとブレてしまいます。
子どもにはわからないことも
沢山あって迷いや悩みを抱えます。

その時に「信頼」が欠けていたら…
相談さえ出来なかったら…

精神的にも物理的にも
サポートできないかもしれない…


親はしっかりしていなきゃいけない。
大人としてしっかりしていなきゃいけない。
たしかに自分を律する心は大事だけど
それより大事なのは、
君にとってなんでしょうか😌

世間体や他の人からの目を気にし過ぎて
その大事な想いを後回しにしていませんか😌

大切な子どもに無条件の愛情を注ぎ、
信じ見守り信頼し合えるようにしていけたら
君にとって理想的な子育てが出来るはず😊

理性ではない、君の素直な心を
大切にしてもらいたい😌

あくまでも私の考えですが
子育てに正解不正解はないと思います。

もし正解があるとしたら
自分が人生の終わりを迎えたとき
何よりも大切な存在の子どもが
「ありがとう」と一言でいいから
言ってくれたら、
子育ては正解だったんだなって
思うかな😌

聞こえるか聞こえないかは
わからないけどね😅

俺の子育ては、この最後のとき
娘に「ありがとう」を
言ってもらえるように歩んでいます😁

他から見たら、
俺は甘い親に見えるかもしれません。
それでも俺はいいんです😊

愛する娘のベストを考え、
あの目が開いているかわからないくらいの
しわくちゃな笑顔が素直に大好きだから
1度でも多く笑顔にできるようにしてるだけ。
もちろん、
行き過ぎた甘えを容認はしてません。
自己犠牲ではなく、
娘に貢献する気持ちで子育てしてます。

「甘え」「頼る」そして質のいい「依存」
これらにも「愛」はあります。
だから、私は必要要素だと考えています😊

縁を大切に😊 「こころのくつろぎ場 カウンセリングルームつきのあかり」

まだ街に電気の灯りがなかった頃、人々を導くのは月の役目でした。迷子の人の心を優しく包み込み、道しるべとなる月灯り。同じように、私もあなたにとっての道しるべのような存在になって、本来の自分を見つける手助けをしたいと思っています。
また、夜空に浮かぶ月は常に満月ではなく、見る時によって三日月や半月などさまざまな形に姿を変えます。ですが本当に欠けてしまっているわけではなく、ただ太陽の光の当たり具合で違う形に見えているに過ぎないのです。けして、あなたに何かが欠けているわけではありません。
悩みを解決するための対話の中で、月の持つイメージである「成長」「再生」「希望」を感じてください。

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